番外編:サーバーを借りた話

サーバー借りました

 友人がマイクラマルチプレイしたいと言い出したのでサーバーを借りることにしました。プレイしてないときは裏で計算回してもいいよって言われたので、そっちの話を色々していこうかと思います。

性能

 色々検討した結果KAGOYAVPSを借りることにしました。性能の割に安かったんですよ(一日55円 月額最大1540円)。スペックはCPU4コア、メモリ4GB、ストレージ80GBになります。このスペック、他の会社だと月3000円くらいするところもあります。執筆時点で2週間くらい運用していますが性能も十分でとても満足しています。

 OSもCent OS各種、Ububtu各種、Windows Server各種整っているので使い慣れた環境をすぐに利用できます。今回は使い慣れたUbuntu 20.04を使いました。

クライアント側の準備

 サーバーを動かすためにはクライアント側(サーバーに指示を出すパソコン)の準備もある程度必要です。最低限動かすだけならWindowsコマンドプロンプトMacのターミナルでも可能なのですが、楽に動かすためにも専用のソフトウェアを入れることをお勧めします。特にKAGOYAではRSA鍵を用いた認証(パスワード認証よりも強固)を採用できるので、それに対応しているソフトの利用価値がとても高いです。

 一つ目がTera TermSSH用のソフトウェアです。コマンドプロンプトと全く同じ感じで使用できます。最新版がリンクからダウンロードできます。

 で二つ目、Cyberduck。こちらはあまり一般的ではないのですが、GUIを利用してサーバーとファイルのやり取りをするためのソフトウェアになります。視覚的にファイルのやり取りが可能なので、一旦設定ファイルを落として、クライアント側で編集、そのあとアップロードする、ってするだけで面倒なコマンドを一切使わずにファイル編集ができたりします。実際に回したプログラムも、パソコンで書いてCyberduckを用いてアップロードしています。

 この二つのソフトはサーバーを自分で建てようって思うような人なら簡単に利用できる簡単なものなので、ぜひ使ってみてください。

実際に回してみた

 ちょうど友人が忙しい日々が続いていたので、ちょっと大きめの計算をさせることに。で、用意したのが以下のプログラムです。

PrimeList.py

入力された数以下の素数を全て求めていくものになります。メモリが重くなることを嫌って、素数リストをプログラム内に作らず、一つ一つテキストファイルに保存していく方式で動かしてます(めっちゃ遅い)。これを10憶まで回したところ、1日半くらいで終わりました。ぶっちゃけ想像の倍くらい早かった。Python遅いから3~4日かかると思ってました。結果として478MBほどの化け物テキストファイルが生成されてたわけですがチェックしたところ完璧に生成されていたようです(こちらもサーバーでチェックプログラムを動かし、2日ほどで確認 単純なアルゴリズムだったのでかなり時間かかった)。

まとめ

 ちょっと大きめの計算をさせたいけどどうしようって方、居ると思うんですよ。PC内で回そうとするとその処理にPC取られちゃいますからね。しかもスリープ状態だったら処理とまるし。

 なので中規模くらいの計算させたい方にはVPS、お勧めな方法だと思います。大規模ってなってくると自前でワークステーションとか用意した方がいいってなるんでしょうがね。価格的にも月~2000円なら出せるって人多いと思うんです。なんなら500円とかでも借りられますからね。ぜひお試しください。

 サーバー設定とかの技術的な話は今後ちょくちょく書いていく(予定)ので、サーバーわからないよって方はしばしお待ちを。

 

 今回はこんなところで終わろうと思います。ご意見、ご質問等ありましたら、コメント欄の方へお願いします。Pythonアプリ開発日記(今名付けた)の方も少しずつ進んではいるのであまり期待せずお待ちいただければ幸いです。ではでは~。